年中行事

年中行事

1月1日
歳旦祭

一年の始めにあたって天下泰平、国民豊楽を祈願する厳粛な祭典です。
また人々の諸願成就を祈念して御祈祷をご奉仕いたします。

2月3日
節分祭

厄や疫病の象徴であった「鬼」を追い払うことで厄除開運・病魔退散を願った神事が始まりです。菊田神社ではその神事と豆まきが行われます。

3月15日に近い日曜日
あんば様

菊田神社では、「あんば様」と呼ばれる民間信仰の行事が3月15日に近い日曜日に行われています。正しくは「阿波様(あばさま)」といい、由来によれば、明治の初めごろ久々田・谷津・藤崎・鷺沼の村々で天然痘が流行したので、これを治し、予防するために始まったといわれます。
当時の久々田村では行商が行われていて、海産物を茨城方面まで売り歩き、帰りに農産物を持ち帰る商いをしていました。たまたま、茨城県稲敷郡桜川村阿波の大杉神社のお札が疫病に効能があるというので、行商人がそのお札を持ち帰って、菊田神社に納め祀ったところ、天然痘が治ったといわれています。
その後、大杉神社の分霊を祀って「あんば様」の祭りが続けられています。なお、あんば様は、水上交通・漁業の神でもあるといわれています。

6月30日
夏越の祓

人が知らず知らずに生活を送っていくなかで積もりいく罪穢れ(気枯れ)を人形(ひとがた)に託して祓い清め、詩(うた)を唱えながら芽の輪をくぐって災疫を除き、家運の繁栄を願う伝統的な神事です。

7月
七夕まつり

旧暦で行われている七夕祭は、色とりどりの七夕飾りがつけられた笹が参道に立てられ、御本殿にて皆様の幸福と様々な願いを祈念する七夕祈願祭を斎行いたします。

9月9日
重陽の節句

9月9日は最大の陽数「九」が重なる重陽の節句です。

菊はその強い香りで邪気を祓い長寿をもたらすとして祭事に用いたため、重陽の節句は別名「菊の節句」とも呼ばれています。
当社では境内を菊の花で彩り、神前で皆様の無病息災と健康長寿を祈願いたします。

10月19日
例祭

日頃の御加護に感謝をささげ、皇室を始め天下、地域の安寧と発展、さらには願い事をする氏子崇敬者の繁栄を祈ります。

数えで7年に一度
下総三山の七年祭り

丑(うし)年と未(ひつじ)年に行われる、現在の船橋市・習志野市・八千代市・千葉市にまたがる9つの神社が寄り集まって行う寄合(よりあ)い祭りです。
七年祭りは古くから、安産と子育てを祈願する祭りとして知られています。